鋏、と書いて「はさみ」と読みます。 1953年の創業以来、私たちは切る職人・美容師が扱うはさみを作り続けてきました。美容はさみは日々の暮らしで触れるものではありませんが、ひとたび使う人(美容師)の手に渡ったとき、それは、暮らしを美しく彩るのに欠かせない道具となります。 和歌山ものづくり文化祭では日ごろ手にすることのないはさみに触れ、はさみを作る職人との話を通じて、その向こう側にいる、道具を大切に扱う美容師の皆さまにも思いを馳せていただけると幸いです。